追  悼






最愛の親友にして、
最高の漢をこの地で失った。


いや、失ったは語弊だな。



引き寄せ損なった・・・とでも言うんだろうか。





とにかくオレの前からいなくなってしまったのは事実なんだ。





何らかの形で
交流を持ち始めたのは約8ヶ月前。


ちゃんと会ったのは3回だけ。




それでも誰よりも会話して、
誰よりも信頼してた。




ま、オレはだがな(笑)





ヤツから
肯定的なオレへの意見は
全くと言っていい程なかったな。




いつも第三者から聞く。




今となってはそれが一番心に染みる。





「信頼してんねや」



「世話になりっぱなしや」



「ええヤツやねん」




本当にサンクス。





頑張った甲斐があったってもんだ。



なんて言ったら




「なんだよっ!頑張ってたのかよっ!」

って言うだろうが、




その人に対して頑張るってコトは、

オレの持論として、

最高の気持ちの表し方だと思ってるから。





だってそーだろ?

どーでもいいやつのために
尽力すると思うか?





でも、もうちょっとオレ自身に言って欲しかったよ。





まぁ、オレってば、

自分に甘いから、

そんな事言わなかったんだと思うけどな。









今更だが、

鳥取で事故に遭い、

何らかの形で
最後まで見届けられたことに感謝する。




以前話してたよな。




「こういう間接的な交流関係の場合、
ある一瞬において、
やっぱりリアルの交流がないだけに希薄に感じるよな」




「オレが死んだら、
多分お前には話はいかないだろう。
仮にお前が死んでも
オレは知らないままかも知れないしな。」





確かにそうだと思う。





それを考えると

非常識だが


オレは幸せモノだと思う。





警察でキミの顔見た時は

まだ寝てると思ったんだよ。





気にしてたまつげとか
頬とか
おでことか、


まだ全然綺麗でさ、



でも触るとやっぱり皮膚じゃないんだよな。


なんかブニブニしたゴム触ってるみたいでね。



オレってば、


ヤツの体ガクガク揺さぶって


「冗談だろうっ こんなんじゃ笑い取れないって!起きろよ。」



って警官に止められるまで
無意識に話掛けてたんだってさ。




何か笑っちゃうね。



お前は昼ドラかっつの!




でもオレ的には、

死化粧の前のリアルなキミを見れて、

触れて、


腹が据わったよ。





何事にも動じない。

すべてを受け止め、
それらに関わるすべての人、
モノに出来る限りの尽力をする。




その行動が独断のもとであっても、ね。





お陰で聞きたくもないこと聞いたり、
初めて話す人に責められたり、


ってやっぱ苦い思いもしたけど、



それらによって得たものも沢山あるから。






今までずっと寂しがり屋で、
とにかく誰かと繋がっていないとイヤだったよな。



夏に激しく憔悴した時から

本意ではないにしろ、

「死」の話だって一杯した。




「唐突に起こる死がいい。自分はそうやって死にたい」



「自殺はしないよ。だって度胸ないもん。」



「布団の上では死にたくない。
太く短く、惜しまれながらがいいね。」



「オレが死んでも誰も泣かないかっ!」





死ぬ事を肯定するつもりはないが、

ヤツの希望通りの顛末は、

やっぱり「よかった」と言わざるを得ないと思う。





心配すんな。

みんな泣いてたぞっ。


超ご満悦か?(笑)




その後、いろんな人と一杯話しして、

みんなから形見分けも貰ったよ。



なるべく大事にするからな。




でも、オレはそういうものに固持して

懐古はしても回顧はしないから。




そして、オレの頭の中には、

もうキミの占めるキャパシティはそんなにないんだ。




だって多分

故人の為にもならない上に
オレがここで止まってしまうからよ。




いや、当然薄情と思われるだろうが

自分としては悲観はしない。




だって幸せは人を止めてしまうけど、
悲しみってのは人を進めさせてくれんだよ、

けど、

悲しみは逆に相手を止めてしまうんだよ。



なんて言い合ってたしな。





オレはキミのお陰で
更なる高みへ進めたと思う。



今まで本当にサンクス。




今は今までよりも

もっと遠くにいっちゃったけどさ、




スグ会えるから。



っつか、オレもすぐそっちに行くからさ、



それまで、
そっちのねーちゃんとウダウダしてなよ。




そっち行った時に、
また全部聞いてあげるから。



でも、いつもみたくアドバイスはしねーよ。




その代わり、

全部聞いてあげるから。






だからオレのこと忘れんなよ。







行ったら最高のハグで迎えてくれよっ。










もっと固い
抒情詩的な弔文書こうと思ったけど、

今は必死に隠してる後悔の情が
ボロボロと出てしまうだろうし、


キミはそんなんヤメレって言うだろうからさ、



いつも話してたみたくにしたんだよ。





ココロで思うより、

キミの愛してくれたオレのサイトに
手紙を載せる。




それが一番届くと思ったんだ。
そっちでPC立ち上げて見てな。





それじゃ、「また」ね。







海に還った戦友、紅音へ。







トランキの梓より。






追伸:


「オレが死んだら、お前痩せるかな?」

なんて言ってたよな。


ザンネンでした。


これから先も、

食えない紅音の分までしっかり食ってやるさ!




悔しかったら夢にでも出てコイ。



腐るほど大好きなガンダムの話と




下らないバカ話しようぜ。




遠くに行っても、オレとキミは繋がってるから。



最高のトモダチだから。



キミは死ぬまで、いや、死んでからも
一人じゃないから。


















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