ココロに愛を。
全日本に愛を。
もう「鳥取」を素で「取鳥」とか書かせないっ!
そのためにオレは今日も鳥取を巡ってリポートするのだっ!







  厄 人   







ここは鳥取、自然豊かで緑が茂る町。


高層ビルで陰になるなんてコトのない町鳥取。

あぁまた緑が茂る






みなさんは海外旅行に憧れますか?

そう、


人類とは別世界=異国に憧れるもの・・・・。




当然日本人だって海外が大好きである。

しかし何かと忙しい&資金不足と
海外へ行く為には
様々なハードルを超えなければならない。




もっと手軽に異国情緒を味わいたい・・・。



そんな日本人のニーズに答えたモノが
日本各地に点在するテーマパーク。





ドイツの町並みを再現した
北海道のグリュック王国。



新潟にはロシア村。



三重県にはスペイン村。



長崎にはオランダがテーマのハウステンボス。





中に入ればソコは一瞬で外国である。






何故、今回こんな話をしたか・・・・。



そう。実は鳥取にもテーマパークがある。






今回はココ。








東郷町。





東郷湖のある閑静な温泉地である。

(ダメじゃん)




そんな湖畔に出来たテーマパーク。


その名も







燕 趙 園

えん      ちょう      えん







名前からご察しの通り
中国がテーマである。




中国地方だから中国がテーマだっとか、



中国地方に中国庭園作っチャイナとか、



愚頭な役人の底が知れるような発想が
溢れんばかりにビンビン感じるが、





「国内最大級の中国庭園」


「本格建築仕様」


「本場中国から技術者を呼び設計・建築」



と紹介パンフレットの文句は凄い。


さすが中国4000年である。





家から40分で行けるのに、
今まで行った事なかったオレは、

3月なのに凍えるほど寒い日曜、


期待に胸膨らませて行ってきました。





っさて、早くも燕趙園前到着。


ビックリ。









いや・・・・ホンキかっこいいじゃん。


コレちゃんと両側には獅子がいます。



コレは中も相当凄いだろうなぁ。と


イヤが上にも期待しちゃうよなっ。


ウン




・・・・・・と思ってソコから後ろを振り向くと












・・・・・・・え



・・・・・。



あ、空き地?







何となくいやな予感を感じつつ、
とりあえず中へ入ることに。




入り口でハンドブックを頂いたので、
早速チェーック





とりあえず、全景はこんな感じ。








なるほど。見るところ結構あるじゃん。





っさて、本格的に観光と行きますかっ!







さっきのかっちょいい門をくぐり、


まず目に飛び込んできたのは







土産屋だった・・・。









来て早々買えと。


まず買って荷物を持たされてから回れと。








嫌な予感はどんどん強くなるのだった。

(あぁ怖い)








順路で進むとまずは
「蓮池」



なるほど。



「そよ風になびく蓮の花に囲まれ、まるで水上に浮かぶようです。」







ほーぅ。


















・・・・・どこが?








茶色い物体を眺めつつ、
水上どころか
サバンナの平原にいる気分に浸ったオレ。




ま、気を取り直して次!


次は絶対オレを感動させる

「何か」があるハズ!





お次は庭園が一望できる高台と
「七星橋」とかいう名前の橋。






ソコへ向かう途中





ふと上を見ると・・・・・・・・。
















塀の上から見えちゃダメなモノが出ちゃってマスヨっ!





み、見なかったことにしよう。

ウ、ウン








そんなこんなで到着した高台は
いい感じに庭園が一望できる最高の場所。




カップルで来ると、
絶対肩組んじゃったりするねっ。
って感じ。




「・・・なんか、ココいいね。」


「・・・ウン。」






ホントいい感じだけど、
隣接している施設から

引っ切り無しに演歌が聞こえる・・・・・。




もう台無し。




なんともこの辺が鳥取クサイ。







お次は「七星橋」とかいう橋。




虹をイメージしているだけあって、
見事な湾曲っぶりです。




さぁ、早速上って



















・・・・・・ってをぃ!


なんだよっ!この階段。




全くもって親切じゃない。

落ちて死ねということだろうか。




試練?



これは試練なの??






お、恐るべし燕趙園。














そして何故か橋の頂上には小銭が・・・・・。




何に対しての小銭なんだろう・・。















・・・・・・・・・・・・。



施設もウンコなら、

来る観光客もウンコである







とりあえずオレも10円置いて・・・・・。







どうやらオレもウンコらしい。





キケンな階段を何とかゆっくり降りて、

(いや、マヂで危険なんだよっ!この橋)


更に順路を進む。




いまいち足は進まないが、

ま、まぁ、気を取り直して行くことにしよう!



きっと・・・





きっとこの先には
オレが絶対感動する「何か」がある。





いや、あってほしい。








いや!あるに決まってる!!!









お次は「飛雲瀑」





「飛んでいる雲のごとく流れる滝」

らしい。






をををっ滝まであるのかっ!




オレ実は滝好き


巷じゃ

「滝の申し子」

なんて言われてる。



(いぇ、言われてません)












雲がイメージなだけに、


相当でかいのか、



もしくは一風変わっているのだろう。











ワクワクしながら順路を進むオレ。





植木の陰からちょっとづつ見える滝。






遂にオレの目の前に姿を現した滝。




驚愕のあまり唖然とするオレ。


























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しょぼっ。





あまりにフツー過ぎて呆然としちゃったよ。







っつか、何が雲だよっ。






雲の素にすらなんねーよっ!




チッチェーよ・・・・・・・・・・。











いや・・・あのね、



今まで


きっと違う。


目の錯角だ・・って
思い込んで頑張ったけど、





今、ココでカミングアウトします。





実はココ燕趙園・・・・・。













すっっごく狭いんです・・・・・・・・・。








いや、そもそも庭園っていうものは


「大きな自然のジオラマ」


らしい。







少ない敷地に自然を模写する。

ってのが日本・中国の定説である。












よって、小さくても当然。





オレだってそんなことは百も承知なんだよ。


けどね、



肩書きに「日本最大級」とかついてんだよ?









ハウステンボスの大きさ見た?











こっちは中国4000年だよ?










人口12億だよ?








いや・・・・いいの。




もう、何も言うまい・・・。


オレが何だか釈然としないダケなんだから・・・。










この辺まで来て、
イヤな予感は最高潮。


オレの顔から笑顔は消えていた。



「ヤバイ。ココは危険だっ」



オレの本能はこう叫びまくってる。







しかし、もうここまで来たらるしかないっ!



っよし。オレ
っちゃう!










こうなったらトコトン観光してやるっ!









ハイ!次!


マルチシアター。















一番後ろに座って撮った写真。








・・・・・・・せ、狭っ!








ガフッ










・・・・・ま、負けるもんかぁ!





全国に燕趙園はイイトコだ!

って伝えるんだっ!












気を取り直して








・・・・ち、中国と言えば








・・・・・パ、パンダだっ!









聞いて驚くな!





あの・・・


あのジャイアントパンダが、





ココ、燕趙園には











5頭もいるんだっ!





















・・・・・・・石像だけど。







あ、でもパンダの気分になれますよー。












(ここに顔を突っ込むのは非常にイヤですが。)








く・・・・・くそっ!









・・・ち、中国と言えば竹林。



ウンウン


もちろん中国をイメージしてるだけあって、
竹林も完備です。


























竹がとっても細いですけど。






東郷町は中国を何だと思ってるんだろうか・・・・。







ウ、ウーン・・・・。



ち・・・・・・ちー・・・・・あ!





ち、中国といえば「万里の長城」!




万里の長城といえば秦の始皇帝たちが
大量の犠牲者を出しながら
2000年掛けて造った道というか、
城というか、
城壁みたいなもの。







フッフッフ・・・・







ハーッハッハッハッ










あるよ。



見たい?






それでは見せてしんぜよう。






















全長100mほどですが。






えぇ。犠牲者なんか一人だって出てません。
もちろん2000年掛かるわけない。



しかし、
本場「万里の長城」との共通点が一つ。





「この世には無用の長物だ」
ってこと・・・・か・・・・・。

(涙)





こんなとこでかっこつけてどーするオレ。






もう悲しすぎて涙が止まりません。


っつか、ツッコミポイント多すぎ。

全部ココに載せたら
一つのコンテンツが出来ちまうよ。




もうだめ。




もうムリ。




もう直視できない。





っつか、オレには「燕趙園はスゴイ」って言えない。




いや、ある意味スゴイんだけどね。














完膚なきまでに打ちのめされたオレは

ホンキで帰ろうか・・・・。
なんて考えてたら











ピンポンパンポーン







「ご来園のお客様にお知らせいたします。
午前11時30分よりぃー、
イベントホールにおきましてぇー、
本場ぁ、中国雑技団にぃよりますぅー
雑技ショーを上演致しますぅ・・・・・・。」







なんですと!








中国雑技団ですと?!








開演まで20分少々。











ちょっと見たい。




っつか、見たい。





いや!絶対見る!







ここまで来たら見てから帰る!


ということで、
20分程待つことに。












その間、

本場中国の味再現!

とかいうチャーシューマン食べて

(これはおいしかった)










杏仁ソフトクリームも食べて

(これもおいしかった)



しばしマッタリと。






するとふと目に入った





「中国4000年の歴史展」




折角なのでヒマ潰しに入ることに。




まず目に飛び込んできたのは・・・・・・






















何も説明もなく置かれているどう見てもメダカに見える小魚。






・・・・・・・・・・・・・・・・・。






ハイ。




何やら変な汗が出てきたので

マッハで出ました。







そんなこんなで11時30分。


イベントホールに行くと、
ショーが始まる直前だった。







もう、ここまで来ると達観したもので、
イベントホールが小さかろうがなんとも思わない。



人間って凄いね。




ウン。






司会担当のお姉さん登場。












どうやら中国人のようです。



司会:「ニイハオ〜」





観客のじじばは:「にいはおー」






観客のジジババは最高のノリがいいです。





「ソれては、まずハ皿回しデす。ドゾウ」








チャーラララーチャララララー

プワーン プワーン






と、いかにも中国な音楽が

微妙な音量で流れてきた。














これまた何とも微妙なおねーちゃんが
微妙な衣装で登場である。
















ホッ





ハッ





ヨッ!





トァ!










「ウォォオオォォォォー」


(拍手喝采)






え、ええええ・・・・・・・。








鳥取のジジババって娯楽他にないの・・かな?






皿回しもそつなく終わり、




司会のねーちゃん再登場。




「どうデしたー?」











おまえ、何もしてねーじゃん。









「いやー、ホント○△※@〒デすよねぇー」



って、ねーちゃん。
日本語じゃなかったよ。今!






「日本語デ上手―っていウと、雑技団の人 困るデスね。」




「なんでー??」






・・・・・。じじばば、食いつきすぎです。








「ニポん語の『ジョウズー』は
中国で言ウ『餃子』と発音イショですねー。

雑技団の人、
「なんで、にポん人、芸すると『餃子』言うか?」
てねー。」






をー。なるほどー。










ヤバイ・・・オレも食いついちゃってます。








「凄いト思タラ『好』(ハォ)て言いまスー」



「サ、皆さン、雑技団の人がジョウズだたらー?」













「ハオー!」







・・・・・・・・・。







何かとてつもなく危険な宗教講習会に来た気分です・・・。

足の震えがとまりません。










っさて、次の演目。


若いにーちゃん、壷もって登場。



このにーちゃんに関して、
文章での説明は不要である。



とりあえす、
黙って下の写真を見ていただこう。






















(デロデロデロデロデロ)
ドラム









ホッ










ジャン













グフッ!!!!








えええぇっぇぇぇええええーーーーーーーー!

















ふ、復活♪


(にーちゃん プルプル)











「ハオー」「ハオー」「ハオー」「ハオー」
「ハオー」「ハオー」「ハオー」「ハオー」
「ハオー」「ハオー」「ハオー」「ハオー」





さっき覚えた中国語を
しきりに叫ぶジジババ。








もうジジババ大興奮です。








「ドデシタかー?
ツボは雑技団の演目の中でも古い
▽○×*ξナノですー。
スゴかたよねぇー。」








って・・・もうなに言ってんだかワカリマセン。








「ソれでは、最後の演目デス。ドソーぅ」









・・・さ、最後?



三つだけカヨッ・・・・・・





全く。コレだから鳥取は

















・・・・ってをぃ!








それ皿回しのねーちゃんじゃん!


使いまわしかょっ・・・・・。







団員2人かよっ・・・(涙)









これは一輪車に乗ったねーちゃんが、
足に引っ掛けた物体を次々に頭に乗せていくっていう演目。













ホッ








ハッ!






30個ほど小さい台所用ボウルを乗っけた後は、

計量カップ、

計量スプーンと次々と乗せていく。









が、失敗しまくり。











失敗しても

とりあえずポーズ



っていう姿に目頭が熱くなりました。















色んな意味で恐るべし燕趙園・・・・。






さすが鳥取。


テーマパーク作ってもタダではすまない。













え?






けなしてばっかりで、
誰も行かなくなっちゃうって?









チッチッチ・・・・。






いや。絶対みんな行く。





最後の一言を聞けばね♪










実はココ・・・・・・・
























入場料が
250円なんです。

(もちろん雑技団&ジャスミンティー付き)












ほぅら、行きたくなったでしょ?














オレもまた行こう・・・。


(行くのカヨ)






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